CINEMA
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今回から月の頭に、アウトプットの練習も兼ねて、先月観た映画の独断的で主観的で簡単な批評を記録として残していきます。

初回は、8月とその前月の7月も記します。

7月に観た映画

パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊

簡単なあらすじ

呪われた運命を生きる、幽霊船「フライング・ダッチマン」の船長ウィル・ターナーの息子ヘンリーは、父を呪いから救うために「ポセイドンの槍」を探す旅に出る。魔の三角地帯で“海の死神サラザール”と遭遇し、船は遭難し島にたどり着く。そこで美しい天文学者カリーナと出会い、彼女も父が残した「ガリレオの日記」の謎を解く鍵となる「ポセイドンの槍」を探していた。

島でのドタバタ劇ののち、ヘンリーとカリーナそしてジャック・スパロウは、ポセイドンの槍を探すという同じ目的のもと航海に出る。そこにジャックの宿敵バルボッサも現れ物語は核心へと進む。

海の独断的独り言(評)

パイレーツ・オブ・カリビアンシリーズは外れがないというか何というか・・・、今作も結構楽しむことが出来ました。今回は、シリーズの根幹をなすストーリーのひとつ「ウィル・ターナーにかかった呪い」その呪いを解くカギとなる「ポセイドンの槍」の探索がストーリーの骨格となっていて。そこに若きジャックの雄姿、バルボッサの秘密、などがストーリーに深みを与えてくれてます。

ストーリーはテンポ良く進んでいき、エンディングまでは結構あっという間って感じです。

あ、ポール・マッカートニー扮するジャック叔父さんにも注目ですよ。

カーズ/クロスロード

「カーズ/クロスロード」フロントグラスが目の奴らが帰ってきた!

怪盗グルーのミニオン大脱出

簡単なあらすじ

前作でめでたく結婚したグルーとルーシーの前に新たな強敵出現。子役時代の栄光を引きずる未練たらたらの変人バザールでござーる・・・じゃなくてバルタザールは、色々な小ネタ武器を使って犯罪を犯す。グルーとルーシーはバルタザールの悪事を阻止できず、反悪党同盟から追放されてしまう。そんな時、グルーの前に生き別れた双子の兄弟ドルーが現れて・・・。一方ミニオンたちは、グルーが再び悪党の道に進むと思いきや、なかなか煮え切らないグルーに見切りをつけて新たなボスを求めて去ってしまう。

新たなボスを探す旅に出たミニオンたちは、何故か刑務所に紛れ込んで囚人となるけど、グルーから受けた恩を忘れられずに刑務所を脱走。(勝手に刑務所に入って勝手に脱走?)結局グルーの元へ向かうのでした。

グルーとルーシーそしてドルーは、バルタザールとの最終対決へと突入する中、ミニオンたちはグルー達のチカラになれるのか?対決の行方は?

海の独断的独り言(評)

「怪盗グルー」シリーズは、ユニーバーサルスタジオとイルミネーションスタジオによる人気アニメーションコメディ映画。今回の「怪盗グルーのミニオン大脱走」は3作目(ミニオンズを含めると4作目ということか?)。テンポのいいストーリー展開とちょっと懐かしくもある音楽、癖のあるキャラクターや、おかしな敵キャラ、そして愛らしいミニオンたちの奇想天外な活躍がこのシリーズの誰もが認める人気の秘密だと思う。今回も期待を裏切らず・・・です。

かけ値なしに抱腹絶倒したいのなら、日本語吹替版がオススメ。グルー役の笑福亭鶴瓶をはじめ、養女アグネス役の芦田愛菜ちゃん、ルーシー役の中島美嘉などお馴染みの声優陣をはじめ、今回は悪党バルタザール役に松山ケンイチ、双子の兄弟ドルー役に生瀬勝久などが脇を固め、いい味出してくれてます。

理屈抜きで楽しめる作品でした。

忍びの国

簡単なあらすじ

時は戦国時代、天下統一を目前とする織田信長が攻め落とせずにいた国があった、その国の名は伊賀。虎狼の族と呼ばれる、人を人とも思わない人でなしの忍者衆が住む国だ。普段は怠け者で妻のお国の尻に敷かる毎日を送っているが、「その腕、絶人の域」と称される主人公の無門も忍者衆の一人。

いよいよ織田軍が伊賀討伐に兵を挙げる。その先導をするのは伊賀の考え方に疑念を抱き、伊賀を裏切った下山平兵衛だった。対する無門率いる伊賀の忍びの軍団は忍びならではの秘策で対抗し、圧倒的な兵力の織田軍を迎え撃とうとしていた。

最強の織田の軍勢VS伊賀忍びの軍勢

勝敗は果たして・・・?

海の独断的独り言(評)

僕は殺陣に飢えていて、最近はTVでは時代劇が無くなり、スペシャルドラマで放送されても、刀振ったこともない様な若手俳優が、お粗末な殺陣を披露しているのが我慢できない(鬼平は別でしたが・・・)。なので僕は、映画の時代物にその欲求を満たしてきました。この「忍びの国」では、剣技に加えてジークンドーやカリ、パルクールなど海外の武術やスポーツの要素も殺陣に取り入れられて楽しめました。無門役の大野智と下山平兵衛役の鈴木亮平の一騎打ちのシーンは圧巻ですよ。

また、この物語の中で興味深く描かれているのが、伊賀の忍び衆の“人を人と思わない人でなし”なところ。忍者たちの中には私利私欲が根底にあって、己の利害のためなら同じ伊賀の者でさえ時にはだまし、またある時は命をも奪ったり、平気で裏切ったりします。

8月に観た映画

トランスフォーマー/最後の騎士王

簡単なあらすじ

前作の最後で創造主(クリエイター)と呼ばれる存在を探すために宇宙に旅立ったオプティマス。オプティマスは、創造主に捕えられて洗脳されてしまいます。その創造主は惑星サイバトロンの再生と地球侵略を計画する異星人だった。そのころ地球では、対トランスフォーマー部隊TRFとバンブルビー率いるオートボット、そしてディセプティコンが三つ巴の戦闘を繰り広げていた。そんな中、創造主によって惑星サイバトロンが地球に急接近していることが判明。地球の危機を救うために、その昔オートボットの騎士たちがアーサー王に授けた杖が必要であることを知るバンブルビー達。杖をめぐってTRFと乱闘が続く中、そこに洗脳され悪のトランスフォーマーと化したオプティマスがバンブルビーたちの前に立ちはだかる。人類を滅ぼすべく暴走するオプティマス、オプティマスに代わりオートボットの新たなリーダとなったバンブルビーやケイド達は、オプティマスの暴走を止め人類を救うことが出来るのか?

海の独断的独り言(評)

VFXここに極まる。って感じで相変わらず、その映像の迫力には息を呑みます。ただ、ストーリー的にはさほどのひねりはなく大人には若干物足りなさを感じるかも?創造主によって洗脳されたオプティマスがバンブルビーとの闘いの中で、洗脳から解かれるシーンはとにかく稚拙で、原作であるアニメ「トランスフォーマー」レベルで思わず笑ってしまいました。

と、不満部分を述べましたが娯楽映画としては十分楽しめました。

ザ・マミー/呪われた砂漠の王女

簡単なあらすじ

場所は中東。米軍関係者のニックは、考古学者のジェニーと謎の地下空洞に隠された巨大な棺を発見する。調査のため棺をイギリスに空輸する途中、想定外の事態により飛行機はロンドン郊外へ墜落してしまう。即死であったはずのニックはなぜか無傷のまま遺体安置所で目を覚ます。死から生還をきっかけにしてニックは脳裏に浮かぶ美しい女性の言葉に導かれるようになり、棺の行方を捜す。その棺に眠っていたのは、5000年前にファラオから王位継承の約束を裏切られ、復讐のために邪悪なモンスターと化すが、神官たちに封印された古代エジプト王女アマネットだった。そして彼女は、ついに永い眠りから目覚めようとしていた

アマネットはセトを現代に蘇らせるためにニックを選んだ(だから墜落したのに生きていたのか)。この世に目覚めたアマネットは、ニックの肉体とセトを蘇らせるのに必要なオシリス石を追い求め始める。

海の独断的独り言(評)

総評は・・・、あまり期待しないで観に行ったんだけど、予想に反して面白かったです。専門家筋の評価は結構酷評みたいですけど、僕は好きです。またミイラから蘇ったアマネットがかなりいい女♪結構好みでもあります。^^

今回この映画を語るうえで、ある秘密組織がカギを握る。その組織の名は「プロディジウム」。モンスターの神話、歴史、条件など、様々なモンスターを研究していて、モンスターを“科学”として研究している。組織を取り仕切るのは、鬼才ヘンリー・ジキル博士(ジキルとハイドのジキル?)。「ダーク・ユニバース」プロジェクトの今後の作品を繋ぎ合わせる重要な存在になるみたいです。

実際にエンディングにおいて、続編を期待させるような演出もあったりして、期待してしまいました。

スパイダーマン/ホームカミング

「スパイダーマン・ホームカミング」今後の活躍に期待!

とりあえずこれだけ♪^^v