連日の猛暑、夏真っ盛りの8月。今年もやってきました全国高等学校野球選手権大会。今回の大会は100回の節目を迎える記念大会だそうです。そのせいか、例年の大会よりも事前の特集番組が多いような気もします。
出場校も56校と史上最多。従来の北海道と東京のほか、埼玉、千葉、神奈川、愛知、大阪、兵庫、福岡の7府県の代表校も2校になった。
そんな100回記念大会となる今大会の対戦組み合わせ抽選会が、8月2日に行われ発表されましたね。
対戦組み合わせ
昨年の夏の覇者で夏の連勝を狙う“花咲徳栄高校(北埼玉)”は“鳴門高校(徳島)”と。今年の選抜を優勝して春夏連覇を狙う“大阪桐蔭高校(北大阪)”は“作新学院(栃木)”と。昨年夏の甲子園を沸かせ台風の目となった“広陵高校(広島)”は“二松学舎大付高校(東東京)”と。いずれも甲子園常連校との対戦という好カードだ。話題の強豪校と言えど何が起きるかわからない試合となるのでは?
夏の大会は、打線の強いチームが有利と言われているけれど、今年の夏は例年にない酷暑が続いている。甲子園というすり鉢状のスタジアムは、おそらく40℃を超えるだろう。そうなると、投手のスタミナが心配される。投手層の厚いチームも優勝争いに食い込んでくるのでは?と予想される。
始球式が凄い
100回を迎える今回の記念大会では、色々なイベントも計画されているようです。その中で話題になっているのが、「甲子園レジェンド始球式」だ。その始球式登板選手リストが以下のとおり。(※敬称略、カッコ内は出場当時の学校名)
- 5日:松井秀喜(星稜)
- 6日:石井毅(箕島)
- 7日:定岡正二(鹿児島実)
- 8日:牛島和彦(浪商)
- 9日:平松政次(岡山東商)
- 10日:谷繁元信(江の川)
- 11日:水野雄仁(池田)
- 12日:本間篤史(駒大苫小牧)
- 13日:坂本佳一(東邦)
- 14日:中西清起(高知商)
- 15日:安仁屋宗八(沖縄)
- 16日:板東英二(徳島商)
- 17日:金村義明(報徳学園)
- 18日(準々決勝):中西太(高松一)
- 20日(準決勝・第1試合):桑田真澄(PL学園)
- 20日(準決勝・第2試合):佐々木主浩(東北)
- 21日(決勝):太田幸司(三沢)、井上明(松山商)
夏の甲子園を沸かせた大スターが勢ぞろい。って感じです。毎回ワクワクしますね。とりあえず初っ端の8月5日の開幕日は、松井秀喜(星稜)の始球式でスタートです。ここにも偶然のドラマがあって、松井の初戦始球式は以前から決まっていたところに、対戦取り組みの抽選で、なんと松井の母校“星稜高校”が初戦のカードを引きました。甲子園の野球の神様も味なことをしますね。