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学校法人「森友学園」への国有地売却問題で、会計検査院は22日、約8億円の値引きの根拠となったごみ撤去費について「十分な根拠が確認できない」とする報告書を国会に提出した。検査結果は、財務省と国土交通省が学園に行った異例の取り扱いを複数指摘しており、「適正な処理だった」としてきた政府側の説明に批判が高まりそうだ。

引用:毎日新聞

加計学園問題が、文科省の認可という形で若干鎮静化したかに思われたところに、「こっちを忘れるなぁ」と言わんばかりに蘇ってきたのが、『森友学園問題』。会計検査院の報告書は、臨時国会において、台風の目になることは間違いないでしょうね。

当時、野党の質問に対し麻生財務相は「すべて適正に処理した結果・・・」と述べていたが、今回の会計検査院の報告結果は、安倍内閣にとっては“ひ汗もん”だったに違いない。この報告を受けて、間違いなく野党は臨戦態勢をとってくるでしょうね。

「こんな問題、いつまでやってるんだ。それよりも重要な法案審議とかあるだろ。」などの声もあるが、加計問題にしろ、この森友問題にしろ、我々の税金に関係する問題。決してうやむやにされては困る。十分に追及してもらいたい。

今後の政府の対応が見ものだ。

森友「特例」指摘次々 値引き「根拠不十分」 検査院(毎日新聞)

 

P.S. そういえば、森友学園への国有地払い下げについて「すべての資料を廃棄した」などと繰り返し、野党の追及に一切の言質を与えなかったことで一気に名前が知られたやつ。森友問題を煙に巻いた功績が認められ、その後理財局長から財務局長へ傷心した佐川って奴いましたよね。“記録がなければ何でも許される”ことを自ら実践した奴が財務局のトップになったことで、「記録がない」とすっとぼけた納税者がいっぱい出てきそうですよね?財務局も大変だ!!