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先日、日テレで放映していた「成功の遺伝史」。

それに出演していた、さだまさしの成功の遺伝史(成功者の原点)として名前があがった「永六輔」の死に対する考え方と、マンガ・ワンピースのキャラクター「Dr.ヒルルク」の死に対する考え方が似てるんだよなぁ。。。

 

さだまさしと永六輔の出会いは、さだまさしが高校生の頃。それ以降、二人の親交は昨年永六輔が永眠するまで続いた。永六輔が手掛けた作品(歌詞)や人生観など、さだまさしが受けた影響は多大で、まさに原点といえるようです。

そんな永六輔がよく言っていた・・・、死に対する考え方がコレ。

 

「まさし、人間は二度死ぬよ。まず死んだとき・・・。

それから忘れられた時だ。」

 

それがあってか永六輔の没後、さだまさしは永六輔との最後の対談集「笑って、泣いて、考えて 永六輔の尽きない話」や永六輔作品のカバー集「永縁(ながきえにし) さだまさし永六輔を歌う」などをリリースし、彼を思い続けている。

 

この永六輔の死に対する言葉を聞いたときに、僕がすぐさま思いついたのが、Dr.ヒルルクが命を絶つ直前に言った、同じく死に対する言葉・・・、

 

「人はいつ死ぬと思う・・・?」

「心臓を銃(ピストル)で撃ち抜かれた時・・・、

・・・違う、不治の病に侵された時・・・、

・・・違う、猛毒キノコのスープを飲んだ時・・・、違う!!!」

「人に忘れられた時さ・・・!!!」

 

「俺が消えても俺の夢はかなう」

 

Dr.ヒルルクは、息子であるチョッパーに夢を託してこの世を去る。

 

永六輔とDr.ヒルルク。二人の死に対する考え方から見えてくる「死生観」

 

肉体は滅んでも、その人のことを覚えている限り生き続け、夢や考え方が覚えている人に受け継がれていく・・・。

 

この二人の「死生観」似ているし、共感するなぁ。