JR東日本の今(2017年)冬シーズンのTVCMのオンエアがスタート。ご覧になられた方も大勢いると思いますが・・・。40代後半、50代、60代の方なら、「おっ、懐かしいなぁ!」と思うに違いない。
そのCMがコレ!
“JR東日本発足&「私をスキーに連れてって」公開30周年記念”
JR SKI SKI「私を新幹線でスキーに連れてって」と銘打った“JR東日本”の冬のスキーキャンペーンのCMです。
1987年に公開され、80年代のスキーブームを巻き起こした話題の映画「私をスキーに連れてって」が、30年の時を経てCMとなって帰ってきた!って感じです。
原田知世、可愛いですね~っ!
「私をスキーに連れてって」はこんな映画だった
簡単なあらすじ
総合商社「安宅物産株式会社」に勤める矢野文男(三上博史)は、会社では冴えない商社マン。そして女性にも極端な奥手。ところが趣味のスキーでは、誰もが舌を巻く名スキーヤーになる。
いつものように学生時代からのスキー仲間、泉和彦(布施博)・小杉正明(沖田浩之)・羽田ヒロコ(高橋ひとみ)・佐藤真理子(原田貴和子)とゲレンデを滑走していると、雪に埋もれ、もがいている女性・池上優(原田知世)を見つけ、文男と泉が助ける。その瞬間、文男は池上優に一目惚れしてしまう。その雰囲気を敏感に感じたヒロコと真理子は池上優と文男を強引にくっ付けようと計画を企てる。
優との交際を始めた文男は、バレンタインデーに志賀高原スキー場で仲間と滑っていた。しかしこの日、文男が商社で携わるプロジェクト(万座スキー場で行われる新作スキーウェアの発表会)にサンプルが届かないという大問題が生じる。偶然、緊急事態を聞いた優は、自分が今着てる新作スキーウェアサンプルを発表会に届ける為、一人で万座温泉スキー場を目指し、日没近くの山越えを断行する。昼間ならともかく、日没近くの「志賀・万座ツアーコース」はとても危険。遅れてその事実を知った文男は、急いで優のあとを追いかけるが・・・。二人はどうなってしまうのか?
本作品がのこした流行の数々
社会現象とまで言われた「私をスキーに連れてって」は、公開後にスキー場はもちろん、街でも色々な流行を生んだことで、さらに注目を集めました。
- トレイン滑走(ボーゲンを用いて多人数で密着。列車のように連なった状態で滑る滑走法。本作品の影響で、スキー場でトレインを行うスキーヤーが増えた)
- トランシーバー(劇中ではアマチュア無線だったが、高価なためか実際のスキー場では、ポータブルなトランシーバを使うスキーヤーが増えた)
- 白いスキーウェア(主人公の原田知世が着ていたのが白いスキーウェア。スキー場には原田知世もどきが激増)
- 防水カメラ(「とりあえず」という掛け声で、防水カメラで写真を撮る輩が激増)
- ビール(劇中では描いてないが、なぜかリフトで頂上まで行って、そこでビールを飲むマナー知らずが増えた)
- 「SURF&SNOW」松任谷由実(本編の劇中歌の多くが、このアルバムから使われたこともあり、ゲレンデまでのアプローチ、車の中ではこのアルバムがヘビーローテーション。特に「サーフ天国・スキー天国」は、この曲のスタートを機に出発する、三上博史もどき急増)
ざっと、代表的なものを挙げてみました。
「私をスキーに連れてって」CMがきっかけで再燃するかもよ?
今回のJR SKI SKIのキャンペーンCM「私を新幹線でスキーに連れてって」では、多くの様々なパターンが用意されるみたいですね。JR東日本のホームページでは、現在28パターンまでの枠が用意されてます。
劇中シーンをコラージュした作品や、新たに別のセリフをあてたパロディもあるようです。ちょっとしたブームになりそうな予感。
そして「私をスキーに連れてって」も再燃するかも知れないですね。
こんな素晴らしポスターも用意されてますよ~。
胸キュン!です。